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【事例】一族理念の承継 Part1

今回は父(創業者)から自社株の一部を相続した事例をご紹介します。

本事例を通してお伝えしたいのは、創業者の理念を引き継ぎ、未来の一族へ資産(有形資産)と想い(無形資産)を繋いでいくスチュワードシップの価値です。

相続が発生したのはご子息様が小学生の時でした。当然に、当時のご子息様はよく分からないまま自社株を相続しました。


大学進学を契機に「株式を相続した以上、いつかは事業に関わるべきなのか。株式は手放してよいものなのか。仮に株式を手放し多額の資金を手にした場合、その資金をそのまま自分が手にするのか。その資金はいったい何にどう使うのがふさわしいのか。」といった受け取る側の当事者としての悩みから「もしその資金を後継世代に残すとなると、どのように、どのくらい残していけば良いのか。資金を手にしたものはその重みに押しつぶされてしまうのではないか」といった一族資産の承継者としての責任に想いを巡らせるようになりました。


ここで考えていただきたいのは、ご子息様は後継世代という未来に向けた視点があるものの、着目しているのは自社株や売却後の資金である有形資産のみになっているという点です。
下記の記事はご子息様へのヒントとなる事柄をまとめた記事になります。


  ファミリーオフィスの対象となる資産:無形資産編 | 株式会社青山ファミリーオフィスサービス 株式会社青山ファミリーオフィスサービス


今回は創業者の想いや考えは全く分からない状態で株式を承継したご子息様からみた事例となります。Part2では承継者が私たちとの出会いによりどのように考え、どのような行動をしたのか見ていきます。

※ご紹介した事例は実例をもとにしたフィクションであり、登場する人物・団体等は実在する人物・団体等には一切関係ありません。

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米田 隆(監修)
米田 隆(監修)
早稲田大学商学学術院 ビジネス・ファイナンス研究センター 上級研究員(研究院教授) 公益社団法人日本証券アナリスト協会プライベートバンキング 教育委員会委員長 株式会社青山ファミリーオフィスサービス取締役 早稲田大学法学部卒業。日本興業銀行の行費留学生として、米国フレッチャー法律外交大学院卒業、国際金融法務で修士号取得。金融全般、特にプライベートバンキング、同族系企業経営、新規事業創造、個人のファイナンシャルプランニングと金融機関のリテール戦略等を専門とする。著書に『世界のプライベート・バンキング「入門」』(ファーストプレス)、訳書に『ファミリービジネス 賢明なる成長への条件』(中央経済社) 等

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